9月30日に開催された令和5年度輸血細胞治療部門研修会の報告が届いております。
9月30日(土)、「ルーチン業務に役立てよう!」をテーマに、4年ぶりに山形大学医学部附属病院学生実習講義棟で実技研修会を開催しました。初級者対象のAコースと中級者以上対象のBコースに分け、それぞれ違う検体で実習を行いました。Aコースは不規則抗体同定と消去法を中心にした内容で、直接抗グロブリン試験の手技も学びました。Bコースは不規則抗体同定で自己対照を含むすべての赤血球が凝集する検体を、どのように検査を進めるか考えながら、酸解離とPEG吸着の手技を学びました。4~5人ずつのグループで実習したことにより、他施設の方と情報交換もできたと思います。 部門長 加藤美加