令和5年度山臨技臨床検査総合部門研修会報告

 研修会では、まず県内のタスクシフト/シェアの進捗状況を情報提供するためにアンケート調査した結果を参加者にフィードバックしました。ご協力下さった21施設の皆様ありがとうございました。
教育講演では、タスクシフト/シェアの未来像の1例として2名の先生方にご講演を頂きました。奥沢先生は救急医療の最前線で「頼まれたら断らない」と救急約20名の中に唯一の臨床検査技師として活躍されています。
髙橋先生は宮城県で「医者にもの言う臨床検査技師」として、患者を観察し検査結果の内容を検証しながら迅速に検査を進めているようでした。お二人には、検査そのものだけではなく患者に向き合う姿勢を感じました。「シンプルにかっこいい!!」と思う先生方に感動しつつ、自分なりの挑戦やスキルアップを積み上げていくことの大切さも学ぶことができました。     部門長 諏訪しのぶ