講演1は、生化学検査のタイムコースを中心に講演していただいた。またM蛋白など異常反応時に検体希釈をする対処法を学んだ。講演2では、BNPとNT-ProBNPの代謝に影響を与える薬剤の機序や、腎機能低下時に差が出ることの説明をしていいただいた。また、TnIとBNPを用いた、虚血性心疾患と慢性心不全の判別について講演していただいた。講演3は、甲状腺治療中のデータ推移や、TSHのハーモナイゼーションについて学んだ。また自己抗体など異常反応時に、PEG処理の方法と結果の解釈について学んだ。 部門長 佐藤大亮