症例1ではG-CSF産生腫瘍についての発表であり、疑わなければ発見が困難な症例であり、日頃の丁寧な血液像鏡検によって推測することが出来たと考える。講演1 MDSは鑑別すべき疾患が多数存在し、形態のみではなく病態も密接に関わってくることが多い為、様々な疾患の知識も必要になってくる。講演2 細胞分類を行うには一般的にテキストを利用したり、あるいは研修会で見て、聞いて知識を養うが、細胞分化連続画像のポスターはそれらをすべて網羅した画期的な手段である。それに基づいたご講演であり、参加者はその意義や活用について十分理解することが出来たと考える。 部門長 阿部 まゆみ